懐かしの?GET'S?!
流れの向こう岸、えぐれの影にかすかに太い魚体が見え隠れ。
何の迷いもなくナチュラルに沈下させながら流したエッグに、スッと近づいたその太い魚体はこれまた何気にパクリとそのタマゴを吸い込んだのでした。
それとばかりに、いつもどおりの大合わせ一閃!!!
こんなこともあろうかと太目にしておいた6Xティペットを通じて、がっちりフックが掛かった手応えが手元に伝わりました。
よっしゃーっ!!!!!・・・・・?????
が、いつもの鱒族ならば「あちゃーっ!」と、すぐにビリビリと魚体を震わせ、あるいは大物が大きな頭を振るゴクッゴクッという反応が返ってくるはずが、どうも感じが違います?
合わせを食らったその魚体は、その重さから石のように動かずに、一瞬「?」と考えているかのような妙な間が空いてから、ようやく大きく身体を振って一気に水面に浮上すると、続けざまにバッシャンバッシャンとジャンプして空中で頭を何度も振り続ける始末。
たまにはイイか!GET'S!→
そうなんです。
10年以上前にはよくルアーで釣り上げたアイツ。
忍野にも居るんですね、大口が、、、、ラージマウスバスが。
山中湖からの流れ者なのでしょうか。
もうすっかり忘れていましたが、バスフィッシングにのめり込んでいた頃以来の、久し振りの感触でした。
正直言って鱒族ほどのスピード感はないものの、トルクフルな重量感に満ちた走りと、ジャンプを織り交ぜての鰓洗い連荘!?の派手目のやり取りは、とても懐かしくエキサイティングだったりしました。
サイズ的には40センチぐらいでしょうか。
上顎にガッチリとセットされたフックを外す時に、改めて口のでかさに感心させられたのでした。
リリースしたあとで、「あれっ!忍野のバスって、キルした方が良かったんだっけ?」とチョッと考えちゃったりしたんですが、ついさっきまでラインを通して感じたあのバスの生命力の痕跡がまだ生々しく掌に残っていたりして、とてもじゃないがキルする気持ちにはなれなかったのでした。
どうなんでしょ?やっぱりキルすべきだったのでしょうか?
嬉しいやら、恥ずかしいやら、切ないやら・・・・ちょっと複雑な気持ちの“FISH ON”でした。
そして・・・・家に帰宅した後、今度は更に意外な超大物が掛かったのでしたー!
ナンダこりゃー!?→
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